SBR(スチレン・ブタジエンゴム)の特性
SBR(スチレン・ブタジエンゴム)の特徴
SBR(スチレン・ブタジエンゴム)は、ゴムの中で最も多く生産されている材料であり、車のタイヤをはじめとして、さまざまな用途で使用されています。 SBRは、天然ゴムの代用として開発され、その特性も天然ゴムと似ており、弾性・機械的強度・耐磨耗性などが優れています。 かし、耐熱性は、天然ゴムより少し良いのですが、鉱油性に対しては劣ります。Oリング・、パッキン・オイルシールなどのシール材には不向きです。植物油には優れており自動車のブレーキ液系のシール用として使用されています。詳しくはお問い合わせ下さい。
SBR(スチレン・ブタジエンゴム)の長所
弾性・強度特性・耐磨耗性・耐老化性が良い材料です。
SBR(スチレン・ブタジエンゴム)の短所
高温時の引き裂き抵抗が弱く、耐寒性が凡用ゴムの中で最も劣ります。
SBR(スチレン・ブタジエンゴム)の使用用途
自動車タイヤ・履物・ゴム引布・運動用品・床タイル・バッテリーケース・ベルトなどに使用されます。